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食生活の欧米化により、大腸ガンは確実に増加の傾向にあることは、「大腸検査 その1」で、書かせていただきました。まだご覧になっていない方は、ぜひ「大腸検査 その1」を先にご覧ください。
さて、今回は大腸検査を受診される場合の手順と注意点について書かせていただきます。
大腸検査というと、大変なもの、面倒なものと思われがちですが、近年では器具や技術の発展により、昔に比べるとずいぶん気軽に受けていただける検査となりました。
〜 「大腸内視鏡検査の準備」〜
 こんな食事は避けましょう
検査2〜3日前から消化の良い下記のような食事を心がけてください。
ご飯(白米)、おかゆ、うどん、そうめん(麺と汁のみ)、トースト、ロールパン、 カステラ、鶏肉、白身魚
固形物として残りやすい下記のものは避けてください。
野菜、果物(すべて)、海藻類、きのこ類、納豆、ゴマ、こんにゃく、スイカ、鍋物
水分は多く摂るようにしてください。また、検査前日はアルコール禁止です。
 検査前日の準備
検査前日は、お渡しした検査食を召し上がってください。また、検査食のみで空腹に耐えられないときは、透明な飴なら食べてもOKです。(乳製品はやめてください)
寝る前に下剤2錠を、たくさんのお水で飲んでください。
〜 「大腸内視鏡検査当日のながれ」〜
大腸内視鏡検査を受けるには、腸管をきれいにする必要があります。洗浄効果に優れた腸管洗浄液を用いた方法が普及し、簡単な前処置で検査ができるようになりました。
 腸管洗浄液を用いた前処置法
朝は絶食。水分のみ可。(水、お茶)
検査の3〜4時間前より腸管洗浄液を1.8リットル飲みます。
飲んだあと、
5〜6回の排便があります
排液が
無色あるいは淡黄色の透明な液になれば前処置修了です。
  • 腸がきれいになるまでに2〜4時間くらいかかります。

  • 検査は来院順ではなく、腸がきれいになった方からおこないます。
    *冬場は寒いので、上に羽織るもの、長袖Tシャツ、靴下等をお持ちください。

  • 検査は1日がかりとなりますので、当日の用件は控えてください。
腸管洗浄液は、腸管からは全く吸収されずに腸内の便とともに体外に排出されるので、飲むだけできれいに腸が洗えます。
この腸管洗浄液が開発される前は、前日からの厳重な食事制限や下剤の服用、さらには浣腸など、とてもつらい準備をしなければなりませんでした。
〜 「大腸内視鏡検査後の注意」〜
眠くなるお薬を試用するため、最低2時間ほどは休んでいただきます。その後医師により結果説明をいたします。
帰りは迎えに来ていただくか、公共機関、タクシーの利用をお勧めします。眠気、ふらつきのある間は車の運転はご遠慮ください。
また、おうちに帰られて変わったことがありましたら、ご連絡ください。
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