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かぜの予防には、「うつさないこと」と「うつされないこと」の2つがあります。家族の中で一人がかぜをひくと、全員に感染してしまうというのはよくある話です。
では、どのようにしてうつさないこととうつされないこと実行していけばよいのでしょうか。

〜 「感染の仕方」〜

感染の仕方には、「飛沫感染」と「接触感染」があります。

 1)飛沫感染
  • 咳などにより感染患者の唾液が飛び散り、その中に含まれるかぜのウイルスが体内に入って広がっていくこと。
  • 教室、電車の中など、閉め切った室内で多数の人が集まる場所が感染場所となる可能性が高い。
 2)接触感染
  • 飛び散った唾液などが、テーブルや食物などに付着し、それをさわって食物などを口に入れることで感染すること
  • 直接ではなく、間接的にウイルスを体内に取り込んでしまう。
〜 「感染の予防 その1」〜

マスクの着用は、「うつさないこと」と「うつされないこと」の両方に対して効果的です。理由としては、以下のことが主にあげられます。

最も手軽にできる対処法の一つです。最近のマスクは形や品質に工夫が凝らされ長時間付けていても気にならないものが開発されていますので、お試しください。

〜 「感染の予防 その2」〜

うがい、手洗いは、「うつされないこと」に対して効果的です。理由としては、以下のことが
主にあげられます。

<うがいが有効なわけ>

 1)うがいは、いつ、何を使ってしたらいいのでしょう?
  • 外から帰ったとき、のどにトラブルのあるとき等、うがいの必要なときはいろいろありますが、状況に応じ、水や消毒剤等で、うがいをするように心がけてください。
・帰宅時  ・食後  ・のどに不快感があるとき
・のどや口の中に炎症があるとき
・咽頭炎、扁桃炎、上気道炎、口内炎の治療とその予防
・口の中の抜歯創や創傷の感染予防、消毒
・口の中の清潔保持が必要なとき
・かぜ流行時における感染の予防
 2)正しいうがいの方法は?
  • うがい液はコップ約3分の1(約60ml)で行い、おおよそ3回に分けて使用します。
    (1回に口の中に含む液は、20ml程度がうがいしやすい量です)
・食べかすや口の中の有機物を取る目的で、口に含んで比較的強くうがいをする。
・含みうがいを2〜3回した後、上を向いてのどの奥までうがい液がまわるようにうがいをする。15秒間程度うがいを行い、うがい液が口腔からのどに十分に接触するようにする。
・2回目と同様に15秒間程度おこなう。

<手洗いが有効なわけ>

かぜの予防は、誰もが知っている、しかし見落とされがちなところにあります。この機会にもう一度、ご自分の生活を見直し、かぜの予防に役立ててください。
そして、残念ながらかぜをひいてしまった場合には、早めに医師による診断を受けて下さい。

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